いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2023-01-01から1年間の記事一覧

下北沢であの日の君と待ち合わせ

読めました。 神田茜さん作。 『ぼくの守る星』の人ですね。 若い頃に下北沢に住んでいた主人公が、パン屋さんアンゼリカが閉店すると聞いて、30年ぶりに下北沢を訪れるところから物語が始まる。 北海道からデザイナーになることを夢見て上京してきた主人公…

はやく一人になりたい!

村井理子さん作。 題名の意味は早く子育てを終えてやりたいことに打ち込みたいだと思っていたら、旦那さんや双子の息子さんたちが仕事や学校に出かけて家事をすませ、翻訳の仕事に取り掛かりたいという意味でした。 2016年からいろいろなところに書かれたエ…

ぼくはうそをついた

西村すぐりさん作。 舞台は広島、太田川中流。 芸備線の安芸矢口駅の近く。 主人公リョウタは、なかなか話そうとしてくれないおじいちゃんの被曝体験を聞きたいと思っている。ひいおじいちゃんの弟のミノルさんは、建物疎開の作業中に原爆に合い亡くなった。…

ワンダフル・ワールド

村山由佳さん作。 読み終えました。 読むのは多分二回目だと思う。 五つの物語を収めた短編集。 「サンサーラ」に出てきた犬の豆太郎と、「TSUNAMI」のネコのタビスケが心に残りました。 豆太郎はペットショップで出会ったが、心臓に先天性の疾患があった。 …

34〜だから、私は、結局すごくしあわせに思ったんだ〜

青木さやかさん作。 この人の文章が好きです。 この人の生き方も嫌いじゃない。

恋するソニョン

金善栄(キム ソニョン)さん作。 言葉と手足が不自由で車いす生活の著者が、自立して一人暮らしをしている記録。 介助者とのやりとりや家探しの苦労、役所の担当者の対応など、知らなかったことがいっぱいだ。

三瀬谷ダム

熊野街道は大きな道なんだけど、周りは山また山。 橋から眺める大内山川は、結構な渓谷を作っています。 覗き込むと怖いくらい。 まずは、道の駅木つつ木館へ。 薪ストーブが燃えていました。 もう一度橋を渡って、線路沿いを下り、三瀬谷ダムへ。 道の駅奥…

猫をはこぶ

伊良子序さん作。 作者は、元神戸新聞の記者さん。 文中に何度も出てくるT市は出身地の鳥取市、S川は先代川だろう。 五つの章があって、それぞれお母さんとの別れ、弟さんとの別れ、お父さんとの別れ、飼っていた動物との別れ、そして最後に東日本大震災と原…

滝原駅へ

関西線と紀勢線を乗り継いで、滝原駅へ。 伊賀上野で、お茶の京都ラッピングカーに遭遇。 亀山で転車台をチラッと見学。 一身田駅。数分停車するので、車掌さんに切符を見せて降車。 阿漕駅でも。 高茶屋駅では、12分も停まります。 あとでまた来るはずの三…

加茂駅

久しぶりの加茂駅です。 奈良で乗り換えて到着。 ここで、18きっぷのスタンプ押してもらいました。 暗いけどランプ小屋写るかな。 駅前のローソンで、あったかいお茶を買う余裕がありました。 さあ、亀山に向かって出発です。

くろう

ぶん・さっかさかえさん、え・さっかろこさん 「小さな林にかこまれて 小さな学校がありました。 いろいろなりゆうで 親といっしょにくらすことが できない子どもたちが 寮で共同生活をしながら がくしゅうしていました。」 で始まる物語。 作者は山口県宇部…

よん&むー

伊藤潤二さん作。 名前の由来は歴代4番目のネコだからよんで、6番目がむーです。 なんだか絵が不気味だなあと思っていたら、作者はホラー漫画家さんでした。 仕事してる椅子の下で2匹が寝てる時、身動きできないというシーンは分かるなーと思いました。

お家賃ですけど

能町みね子さん作。 また魅力的なエッセイストさんを見つけましたよ。 牛込の加寿子荘というアパートに住んでいる。 加寿子荘は加寿子荘という名前ではないんだけど、加寿子さんという大家さんが持ち主なので、著者が勝手にそう呼んでいるだけ。 二階建てで…

凍える月

村山由佳さん作。 この人の文章はスルスルと読めてしまいます。ほんとに止まらなくなる。 おいしいコーヒーのいれ方、シーズン2の4冊目。 かれんに、おばあちゃんと一緒に住んだらいいよと説得する場面では、今まであまり気づかなかったショーリの優しさにハ…

すこしずつの親友

森埜こみちさん作。 い〜い物語でした。 最近読んだ中で一番よかったかも。 この人の言葉の巧みさには、しばし空を見上げてしまいます。 暗く沈んだ様子は、だからなのか。 でもね、あのとき、たがいにたがいの不安を感じあっていたような気がするのよ。彼女…

あの日、ヒロシマで

読み終えました。 さすらいのカナブンさん作。 「ヒロシマを生きた少女」と「原爆と戦った軍医の話」の二つを収録。 どちらも実在の被爆者の体験です。 著者は、被曝体験を漫画にして伝える活動をしている人。 一つ目の物語は、広島電鉄家政女学校に通い、戦…

ジャム 追悼

昨日はジャムが亡くなってから、ちょうど1ヶ月の日でした。 もうずいぶん昔のような、あっという間だったような不思議な感じ。 甘えてきた表情とか、撫でてやった時の頭の形とか、気持ちよさそうに寝ていた姿とか、すぐに記憶に蘇ってきます。

無罪放免

今日検査の結果が出ました。 すぐに手術とまではいかなくとも、薬で溶かすとかの治療になるかも、どっちかっていうと薬がいいな、長い治療になるかも、とか思っていました。 覚悟していましたが、異常なし。 あの痛みは何だったのか。 キツネにつままれたよ…

アンナは犬のおばあちゃん

吉田桃子さん作。 ちひろはずっと犬を飼いたいと思っていた。 仲良しグループのはるなちゃんとこむぎちゃんは犬を飼っている。 自分もポメラニアンやトイプードルのようなかわいい犬がほしかった。 ある日ようやく犬がやってくることになった。 ちひろは、チ…

河内天美駅・天美車庫開業100周年記念

今年は阿部野橋駅、針中野駅、矢田駅はじめ河内天美駅も100周年だそうです。 図書館へ行った帰り高見ノ里から乗り、河内天美駅で途中下車して、記念入場券を買いました。 販売期間は12月31日まで。ギリギリセーフ。 河内天美駅と藤井寺駅での販売だそうです。

ぼくが選ぶぼくのいる場所

吉富多美さん作。 心や体に虐待を受けて、それでもしっかりと生き抜いた子のことを虐待サバイバーというそうです。 この物語の主人公つむぎは、虐待サバイバーであり、ヤングケアラーです。 お酒に溺れるお母さんと二人暮らし。 お母さんの彼氏に虐待されま…

窓辺のネコ

今朝はご飯前に散歩。 昨晩は西方向でしたので、今日は北方向へ。 ふと見ると、窓辺にネコさん。 立ち止まっても逃げませんでした。 気品のあるネコさんです。 そういえば、ネコの夢を見ました。 2匹のキジトラネコが戯れあっているのを、窓から落ちないか…

ソフィーの秘密

ニキ・コーンウェル作。 渋谷弘子さん訳。 『お話きかせてクリストフ』と『君の話をきかせてアーメル』の続編。 ルワンダのジェノサイドを逃れてイギリスにやって来たクリストフ。 イギリスの小学校に入って、今は中学生になった。 そんな折、ルワンダからソ…

命のスケッチブック

中谷加代子さんの講演を、小手鞠るいさんが物語としてまとめたもの。 中谷加代子さんは、当時高等専門学校5年生の娘さんを学校内の研究室で同級生の少年に殺害されて亡くす。 現在、学校や矯正施設などで命を共に考る活動をされています。

毎日がテレビの日

北川悦吏子さんのエッセイ。 テレビ業界のこともドラマのことも、何にも知らなかったけど、読んでて面白かった。

うず巻

昨日新居町の小さなスーパーで買いました。 豊橋の駅であん巻きは見たことあるけど、こんな長いのは初めて。 お土産屋さんでなく、地元のスーパーだから安かった。 食べるのが楽しみ。

消せない告白

村山由佳さん作。 おいしいコーヒーのいれ方 Second Seasonの3巻。 この巻では、秀人さんたち兄弟の喧嘩に巻き込まれたショーリが殴られ、ずっと怪我したままで物語が進んでいく。 晩ご飯を作りに来てくれた星野りつ子がかれんと出くわす場面では、またやや…

帰りの伊吹山

蒲郡から一気に帰ります。 揖斐川を渡ると、樽見鉄道の東大垣駅が見えます。 こないだは、あちらから東海道線を眺めました。今度はこちらからあちらを見ることができました。 大垣駅で乗り換え。 伊吹山は、オレンジ色に染まっていました。新幹線は残念なが…

竹島

蒲郡で途中下車。 久々の蒲郡です。 駅前にはいつものでっかいヨット。 目指すは竹島です。 八百富神社にお願いしようと思いまして。 実は右脇腹に嫌な痛みがあって、ちょっとお詣りを。 行ってみると八百富神社は縁結びや商売繁盛の神様でしたが、まあいい…

新居関跡

ここまでなら、坂道は全くありませんでした。よかった。 駅へ続く道を左へ逸れて、新居関跡を見に行きました。 高札がすごかった。これをみんな読んでいたんだなあ。 浜名湖に上っていく船のエンジンの音が、のどかに響いていました。 新居町駅の入り口が分…