いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

図書室のはこぶね

名取佐和子さん作。 高校が舞台。 それまで図書室がどこにあるかも知らなかった主人公が、一週間だけ友だちの代わりに図書委員を引き受けて、本にまつわる不思議な出来事に巻き込まれていく。 それがきっかけで、学校の伝統的な行事を改革していくことになる…

呼んでみただけ

安東みきえさん作。 幼稚園児の遊太くんがママにお話を読んでもらうという設定の12話のお話。 第一話のクラゲと月のお話は、これ一つだけで絵本になりそうな心に残るお話です。 どれもママが考えたお話で、普通のおとぎ話とはひと味違う面白さがあります。 …

ニャンちゅう病院へ

枕元にくっついて寝ている時に、息するたびにズビズビと鼻を鳴らすので、鼻炎の治療に連れていきました。 慢性化しているのでもう治らないのかもしれませんが、手をこまねいていて後で後悔するのも嫌ですから、思い切って行きました。 平和に寝ているところ…

楽しく百歳、元気のコツ

吉沢久子さん作。 「赤旗」に連載されたエッセイをまとめたものだそうだ。 百歳近くになると、やっぱり体が言うことを聞かず、うちの中で過ごすことが多かったそうだ。 けれども、それなりに楽しみを見つけて一人暮らしを楽しんでおられた。 いくつも参考に…

ガラスの壁のむこうがわ

せいのあつこさん作。 期待を上回るいい物語でした。 友だちが一人もいない主人公。 お母さんからも先生からも、友だちがいると楽しいよと言われるが、どうやって友だちを作ればいいのかわからない。 休み時間はずっと本を読んで過ごす。 周りの子たちの楽し…

考えるネコ

エアコンが壊れて、一昨日から使えません。 ニャンちゅうは、小さな暖房器具にひっついて離れません。 ひっつきすぎですね。

サード・プレイス

ささきありさん作。 それぞれに悩みを抱える中高生が、学校でもなく家でもないサプリガーデンというところで居場所を見つけ、自信を取り戻していく物語。 一話目の主人公は、瑞希。 ファッション好きの友だちと話を合わせるのに疲れている。 2話目の主人公は…

ワンス・アホな・タイム

安東みきえさん作。 王女様や王子様たちが主人公のお伽話の七話。 物語の一つ一つが、とてもうまくできているなと思いました。 「魔法のパンの実」がいちばんよかった。

自転車屋さんを探して

フミの自転車のライトがつかなくなったらしいので、直しに行った。 一軒目はブリヂストンのは扱っていないのでと断られた。 2軒目は閉まっていた。 3軒目はブリヂストンの旗が立ってたが、店主のお爺さんには直すことができなかった。 4軒目は、またお休み。…

幸せな日々

ミロ・ガヴラン作。 作者はクロアチアの人。 クロアチアの物語は初めて読んだかも。 ベーロやユリッツァ、ティハナなど、登場人物の名前も独特だった。 お母さんしかいないベーロとお父さんしかいないユリッツァが、お互いの親を引き合わせるお話。

スペシャル古都華パイ

嫁さんと気晴らしに、平群へ花を買いに行きました。 竜田川の駅で降り、川を渡ると工事のために歩道が使えず、車道を歩かなければいけませんでした。 右手は矢田丘陵。 左手は生駒山地です。 この時期は、さすがの平群も花が少なかったです。 おばあちゃんと…

お骨の日向ぼっこ

嫁さんがボスっちに日向ぼっこさせてやろうと言いました。 3人並んだお骨たち。 左端が、新入りのボスっちです。 真ん中は、みゅうみゅう(2020年没) 右端は、ジャム(2023年没) 2匹とも20年生きました。 頭の影は、ニャンちゅうです。

旅立ちました

ボスは、昨日の夜亡くなりました。 昨日の今頃はボスのことを気にしながら晩ご飯作ってましたが、今日はもう心配するボスがいません。 何度も様子見に行きながら、消毒手洗いしてたので、手がガッサガサ。それでも、頻繁に様子を見にいかねば気がすまない日…

くよくよマネジメント

津村記久子さん作。 正直で考え深い人だなあと敬意を持ちました。 次の一節は書き留めておきたい。 あまりにも心配なことが多かったり、際限のない不安に苛まれていた時期があって、人にうまく説明することもできなかったものですから、仕方なく、しんどくな…

川のむこうの図書館

池田ゆみるさん作。 作者は元図書館司書さん。 とても読みやすかった。 図書館が嫌いだった竜司。 卒業前にグループで自由研究の発表をすることになる。 転校生で母子家庭の竜司はいっしょに組む子が見つからず、あまり者同士の3人でグループになる。 スポー…

わたしの名前はオクトーバー

カチャ・ベーレン作。 家族の再生物語でした。 オクトーバーは、森でパパと2人きりで暮らしている。 フクロウの赤ちゃんを見つけて、飼ってやろうとする。 でも、野生に返してやるのが大切だと言うパパ。 ママは森での暮らしに耐えられなくなって、オクトー…

最後かもしれない日向ぼっこ

ありがたいことにお昼ごろ日が差しました。 なんとかボスに日向ぼっこさせてやりたい。 我が家は北向きで日が当たらない。 でも、路地のところだけ少しの間日が当たります。 小屋ごと路地まで運んで、日向ぼっこさせました。 目やにも取ってやれました。 み…

おとうとのねじまきパン

高橋うららさん作。 結核予防の仕事をするお父さんについて満州に渡った、原和子さんの家族の物語。 新京、大連、九台と移り住み、戦後の引き上げの途中、弟の亮一くんを病気で亡くした。 妹と2人で亮一くんの亡骸を荼毘に伏す場面は辛くてたまらない。 戦争…

境界のポラリス

中島空さん作。 恵子は高校生。 学校ではビクビクして過ごしている。 5歳の時に日本に来た。 中国人であることをひた隠しにしている。 日本語はやっと普通に話せるようになった。 小学生の時はいじめられた。 休み時間がいちばん辛かった。 誰かが声をかけて…

ボス動物病院へ

みゅうみゅうのとき、毎日点滴に連れて行ってかわいそうなことをしたので、最期のときにはそっとしておいてやると心に決めていましたが、フミが何度も病院へ行かないのかと声をかけてくるので、いちるの望みに縋ってフミと共に行ってきました。 フミが言わな…

日差し

ボスはもうほとんど食べることができなくなりましたが、今日もひなたを求めて移動していました。 朝、小屋を見に行くといなくて心配しましたが、すぐ近くの日向にうずくまっていました。 買い物から帰ってきた時にも姿が見えなくて、普段は行かない一筋向こ…

老いる自分をゆるしてあげる。

上大岡トメさん作。 老化も成長と同じように生命の営みなの、っていう言葉が心に残りました。

頭のうちどころが悪かった熊の話

安東みきえさん作。 動物を主人公にした寓話7編。 おたまじゃくしのハテと食べようとしたヤゴの友情を描いた「池の中の王様」がよかったなあ。

生きている。ただそれだけで、ありがたい。

新井満さん作。 この人の生い立ちや奥さんとの馴れ初め、「千の風になって」が生まれた経緯、書かれた本、エリック・サティの音楽について知ることができた。 またこの人の本を読みたい。

日向ぼっこ

もう起き上がれないだろうと思っていたボスが、向かいの家の日の当たる場所に出てきていました。 朝、小屋に様子を見に行くと、いない。 姿を消してしまったのかなと暗い気持ちになりました。 くるっと一周探し回って帰ってくると、向かいの家の駐車場にうず…

シャトルバスにのって

飯田朋子さん作。 読んでよかったです。 とてもいい物語でした。 主人公咲記は友だちのカオリと大仙岳にピクニックに行く経過を立てます。 カオリはお母さんがオーストラリア人で背が高い。 男の子から、ガイジンとかデカ女などと嫌な言葉をかけられています…

カフェ・スノードーム

石井睦美さん作。 最後まで不思議なお話でした。 緑の蔦が壁を覆っている建物の中はテーブルが一つしかなく、タマルさんという女の人がお茶を出してくれます。 お金はいらないと言われるので店ではないようなのですが、カフェ・スノードームという名前。 夢…

1月17日

阪神淡路大震災の追悼の日。 悲しいことは重なるもので、ノラねこのボスの命の灯りが消えかかっています。 あまりエサを食べなくなって、最後に姿を見たのが13日の朝。 最後の写真となったのは、12日のこの写真でした。左がボスです。 そこから行方不明でし…

空と大地に出会う夏

濱野京子さん作。 論理的で冷静で、無駄なことが嫌いな主人公の理一郎。 しかし、開けっぴろげで奔放な海空良が気になる。 ぼーっとして無駄なことばかりしている大智には、負けたと感じたりする。 無駄なことや曖昧なことにも意味があると教えてくれる物語…

白黒さん

今日は通院日。 駅からクリニックまでの道端で、白黒ネコさんが待機姿勢。 顔半分としっぽが黒い。 朝ごはん、すんだのかな。 クリニックを終え、中央図書館へ向かいます。 中央図書館は、システムメンテナンスが終わり、長い眠りから覚めます。今日から再開…