いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

こいぬとこねこのおかしな話

ヨゼフ・チャペック作。 チェコ児童文学の古典だそうだ。岩波少年文庫の一冊。 訳者が1970年代にプラハに住んでいた頃、友達の家でこの本に出会ったそうだ。 人間のように暮らしているこいぬとこねこのお話。 穏やかなこいぬとしっかり者のこねこの息のあっ…

まほろば動物病院はどこまでも

鷲塚貞長さん作。 作者は名古屋の獣医さん。 動物病院にやってきた動物たちや飼い主さんたちとのお話。 犬やネコだけでなく、インコやワニガメ、ナマズまで診察しながら、伴侶動物についての問題意識を高めてくれる。 エディンバラのボビーの話もこの本では…

おいら、すてネコ『たまご』です

山口理さん作。 ダンボールに入れられて捨てられたネコ3匹。 お兄はカラスに襲われ、動かなくなる。 妹もカラスに連れ去られた。 次は自分と思っていたら、航平に助けられた。 今村家で可愛がられてたんだけど、また捨てられないかと不安で家出する。 たくさ…

シャーロック・ホームズには負けない

ピート・ジョンソン作。 あまり期待してなかったけど、読み始めたら面白かった。 推理小説を読むのが好きなターシャが主人公。 田舎の小さな町で、本の中のような事件は何もおこらない。 ところが、ヘンリーが引っ越してきて、隣のバクスター夫妻の家を探っ…

わたしはクジラ岬にすむクジラといいます

岩佐めぐみさん作。 ほのぼのとしたお話です。 どの登場人物(動物)にも、作者は優しい。

色どろぼうをさがして

エヴァ・ジョゼフコヴィッチ作。 作者はポーランド系の両親のもと、イギリスで育った人。 主人公イジーは、お母さんが昏睡状態のまま入院している。 お母さんは特別支援学校の補助をしているが芸術家で、イジーの部屋に生まれてからこれまでのイジーの絵を描…

雲をつかむ少女

藤野恵美さん作。 作中の人物の1人が次の作品の主人公となる連作小説。 7つ目の短編は、コンピュータを誰もが使えるようにしたというミック・ウォーカーの母のソニアが主人公。 それまでは市井の人が主人公だったので、急に視界がはっきりした気がしました。…

6days遭難者たち

安田夏菜さん作。 体力だけには自信がある主人公美玖。 槍ヶ岳に登りたくて山岳部に入ったが、台風で槍ヶ岳行きは中止になり毎日天気図描きと地図読みばかりさせられて嫌になり、辞めてしまう。 そのあと、元山岳部ということを頼られて、山に行く。 日帰り…

「どうじい湖」と「もこの半島」

かき氷が食べたいというおばあちゃんに、娘に教えてもらったファミマのフラッペを昨日持って行きました。 その時にふと見つけた北海道の絵葉書集。 開けてみたら一枚目がたぶん青函連絡船。 説明の文字が小さくて読めないので、嫁さんに読んでもらいました。…

ぼとぼと びちゃびちゃ

夕方、大雨警報が出ました。 その時はまだ降っていなかったのですが、保育園へ孫娘のお迎えに行くとき玄関を開けたら土砂降り。 でも保育園のある商店街につく頃にはほとんど上がっていました。 商店街は夕方からお祭りをするようで、準備が始まっていました…

日生駅まで

道の駅の前のマクバでお昼を食べ、相生駅へ。 ダイヤはまだ混乱しているようで、たくさんの人がまだ来ない電車を待っていました。 2番線に来るはずだった播州赤穂行きが1番線に変更になって移動。 播州赤穂まで乗って、坂越と播州赤穂のデジタルスタンプを回…

西相生の駅に着きはしたけど

まだまだ先は長いので、後ろ髪引かれながら、室津を離れます。 アップダウンは思ったほどひどくなく、見えているのにグルっと湾を回って行かなければならないのが大変でした。 それでも自転車で走れる幸せを感じました。 トンネルをくぐる時なんとなく違和感…

室津

ひたすらジグザグの海岸線を行くのかと思っていたら、室津の標識が出てきた。 こんなところにあったのかー。 自然の良港で、平清盛や法然上人にも縁がある。 朝鮮通信使や琉球使節、シーボルトも行き交ったそうだ。 室津海駅館は、ざんねんながら月曜日でお…

道の駅みつ

揖保川、中川などの川を越えて、西へ走ります。脇道がないので、あまり面白くない。 でも、そのうち海沿いの道になり、瀬戸内海国立公園の看板も現れました。

山陽網干

琵琶湖のほとりを走るはずだったのが、流れ流れて山陽網干まで来ました。 電車が詰まっていて反対方向にもかなりな影響が出て、姫路到着も遅れました。 早く東海道線から抜け出したいんだけど、加古川線、姫新線、播但線の気分でもない。 混乱する姫路駅の改…

予定変更

7時3分発の新快速米原行きに乗り込んだんだけど、膳所駅で人身事故があったらしく、動かない。 急遽予定変更して姫路行きに乗りました。 さて、どこに行くことになりますやら。 夏の18きっぷ最後の旅は、えらいことになりそうです。

ハンナの夢さがし

ベッティーナ・オプレヒト作。 お姉ちゃんはダンスが上手くて花があります。夢はテレビに出ること。 ハンナもお姉ちゃんに負けたくないので、どちらが先にテレビに出るか賭けをします。 勝ったのはやはりお姉ちゃんでしたが、それが元でからかわれることにな…

勾当内侍

守山駅に戻り、コーヒータイムしてから、琵琶湖大橋をバスで渡ります。 対岸の勾当内侍前まで。 なんて読むのか分からないので焦りましたが、琵琶湖大橋東詰の次だから、それが降車ボタン押す手がかり。 「こうとうのないし」と読むのでした。 琵琶湖大橋は…

ラコリーナ

ラコリーナなら間違いない、とのことで近江八幡へ。 長命寺行きのバスで北ノ庄へ。 久しぶりです。 わっ、バス停がオシャレになってます。 奥に、新しい施設ができていました。 焼きたてバームクーヘンが食べられるところです。 ぼくたちはオムライスでお腹…

アグリの郷栗東

嫁さんといっしょなので計画を立て、計画通りの電車に乗り、計画通りに守山の駅に着いたのですが、なんとバスは土日運休。 そんなことってある?って感じです。 よく調べたはずなのに、と言い訳するも、どこかに土日運休って書いてあってんやろな、と嫁さん。…

江住

紀伊田辺駅には、もう串本行きが待っていました。自転車畳んでから、ギリギリまでお土産屋さんと観光案内所をウロウロ。 串本行きに乗って降り立ったのは、江住駅。山が迫り駅前は閑散としていましたが、国道に出るとコンビニがあり、テラスが設けられていま…

南方熊楠顕彰館

早く着きすぎました。 開館は10時からでした。 まだ閉まっているので、どこか違うとこ回ってこよう。 闘鶏神社に行きました。 あ、弁慶さんの銅像は前にも撮ったなあ。てことは、前にも来たんだ。 ポケットパークにも立ち寄りました。 ここでも偉人たちが紹…

高山寺

かねて温めていた計画を、今日決行。 紀伊田辺行きです。 もうすぐ到着。 駅には田辺ゆかりの人の写真がずらり。 次の串本行きに乗るまでの2時間で、南方熊楠さんの墓と南方熊楠顕彰館に行くつもり。 車が渡れない橋を通って、高山寺を目指します。できるだ…

ぼくたちのスープ運動

ベン・デイヴィス作。 とてもとてもいい物語でした。 がんのために入院して、辛い抗がん剤治療を受けるジョーダンの、ぼくの病院日記と退院してからの出来事が、交互に展開されます。 退院して都会の環境が悪いと考えたお母さんによって、ジョーダンは田舎の…

こねこのチョコレート

B・K・ウィルソン作。 ジェニーは4歳の女の子。 明日は弟の誕生日。 8つ入ったこねこの形のチョコレートを買ってあげます。 ところがその晩、ジェニーはこねこのチョコレートが気になってなかなか眠れません。 とうとう一つ食べてしまいます。 とてもおいし…

なかよくなれるかな

今井福子さん作。 1年生のれなは、飼育小屋のうさぎのチュロが好き。 でも、飼育係の6年生のお兄さんがこわい。 でも、ある時その気持ちがころっと変わります。

夫とふたりでもうまく暮らすコツ

青沼貴子さん作。 「夫」のところを「妻」に変えると、マネしたいことがたくさんありました。 各章の落ちで、何度も笑わせてもらいました。

サイド・トラック

ダイアナ・ハーモン・アシャー作。 表紙の絵を見て、走るのが早くて競技で競り合う物語かと思ったけど、主人公は運動が苦手。 ADD(注意欠陥障害)で自分に自信がなく、スポーツをがんばる子にはとても思えません。 そんなジョセフが、ぶっちぎりに早いヘザ…

それでも私が、ホスピスナースを続ける理由

ラプレツィオーサ信子さん作。 作者は、訪問看護を学ぶためにアメリカに渡り、そのまま訪問ホスピスナースになった人。 その経験を元に書かれた物語。 名前や設定は変えてあるが、どのエピソードも作者が体験したことだ。 主人公は、希実。 担当した患者さん…