いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2025-01-01から1年間の記事一覧

記憶のしずく

加納由将さん作。 作者は難病のペーチェット病に侵されている。 思い通りにならない体で綴った詩集。 わりと身近なところにおられると知った。

猫座の女の生活と意見

浅生ハルミンさん作。 1994年から2008年に書いた文章をまとめた本。 古本屋のアルバイトをしている時に、店主から勧められて書いたのが始まりで、そこから色んな人と繋がりができて書いてきた文章だそうだ。 猫のことがあまり出てこなくて、この人の違った一…

本州最南端

串本中学校前でコミュニティバスを乗り換え、潮岬灯台を目指します。 Aコープのお店。 前に自転車で来た時もここで買い物したなあ。 予定の時間になってもバスが来ないので不安になりましたが、少し遅れていただけでした。今度のバスはちょっと大きいタイプ…

樫野埼灯台へ

2日目は灯台巡りの旅です。 まずは、大島の樫野埼灯台へ行きます。 朝6時にホテルを出て、コンビニで朝ごはんと昼ごはんを買い込み、駅からコミュニティバスに乗り込みました。 エルトゥールル号です。 串本のコミュニティバスは、どこまで乗っても200円な…

新宮から串本へ

新宮駅前はモニュメントがいっぱい。 はとぽっぽを作った人(東くめさん)も新宮の人らしい。 偉い人がいっぱいいるんだなあ。 WEST EXPRESS 銀河は、また紀伊半島に来るかな。 この錦織の壁画は、昔天王寺駅に飾ってあったものらしい。 そういえば記憶が蘇…

十津川バスセンター

3回目の休憩は、十津川バスセンター。 ここにはスタンプがありました。 そして、足湯も。 朝からずっと行動を共にしていると家族のような感覚になるのか、女性陣はそろって足湯に入っておられました。 十津川バスセンターを出発する直前、運転手さんから記念…

谷瀬の吊り橋

上野地に着きました。 2回目の休憩。 みんな谷瀬の吊り橋を見にいきます。 風が強くて、帽子が飛ばされそうでした。 渡りかけたけど、風がすごくてとても怖い。 10メートルも行かずにUターン。 ときどき日がさします。 バス停の横に郵便局があり、ここから封…

八木新宮線は曇り空

いよいよ長年あっためていた計画を実行します。 一つでも予定が狂うとこのバスに乗れないので、家を出る前からヒヤヒヤ。 なんとか、八木駅前2番のバス乗り場にたどりつきました。 待ってる人がけっこういます。 みなさん、新宮まで行くのかな。 ベンチをか…

行為の意味

宮澤章二さん作。 作者は大正8年生まれの詩人。 うちの父と同じ年生まれだ。 中学生に向けて30年も詩を作り続けていた人がいたなんて驚きだ。 確かに〈こころ〉は誰にも見えない けれど〈こころづかい〉はみえるのだ 同じように胸の中の〈思い〉は見えない …

アルプスの少女ハイジ心を照らす100の言葉

編者 いろは出版。 ハイジのアニメの場面と言葉が、うまく組み合わされています。 残しておきたい言葉が、たくさん散りばめられていました。 それにしても、場面と言葉のピタリ具合に驚かされます。 言葉が、そのシーンによって、より一層心に沁みます。 シ…

犬に埋もれて

久世光彦さん作。 なんとも愛想ない表紙だけど、中身は写真がたくさんありました。 コタロウと10年余り、その後アッちゃん、ポー、ムーの3匹と暮らした記録。 みんなポメラニアンらしくないポメラニアンだ。 ひきつけを起こした場面では、心がキュッとなった…

鼻腔ガンになった話

やよいかめさん作。 作者は、転勤族の夫の妻で、7歳、9歳の2時の母親です。 風邪の後の長引く鼻詰まりに苦しんでいましたが、夫の転勤で引っ越したばかりの東北の街で、自分のことは後回しでなかなか病院に行けずにいました。 ようやく行った耳鼻科では大き…

エツコさん

昼田弥子さん作。 認知症のエツコさんが巻き起こすちょっと不思議で、ほんわかした物語。 エツコさんは、過去の世界と現実世界を行ったり来たりしている。 呼びかけても答えずぼんやりしている時もあるが、ふと気がついて自分が真名ちゃんのおばあちゃんであ…

スーパーのプリンセス

佐和みずえさん作。 「スーパープリンセス」ではなくて、「スーパーのプリンセス」。 思いがけずいい物語でした。 高校を中退し、バイクを乗り回していた主人公。 看護師のお母さんが、突然心臓の手術をすることになり、自分が働かなきゃならなくなる。 仕事…

ぼくらは星を見つけた

戸森しるこさん作。 丘の上にある青い屋根の洋館に住む、そらと星(せい)とハウスキーパーのシドさん。そこに家庭教師としてやってきた岬くんたちの物語。 シドさんの母がそらさんで、シドさんは星の母だということが明かされていく。 戸森しるこさんだから…

マグロ船で学んだ人生哲学

齊藤正明さん作。腹肉ツヤ子さん漫画。 無茶振りする上司からマグロ船に乗ってこいと命令され、漁師たちにまじって43日間マグロ船で働いた記録。 船長さんや漁師さんたちの目から鱗の言葉が散りばめられています。 マグロ船では船酔いのためあまり役に立たな…

荒野にヒバリをさがして

アンソニー・マゴーワン作。 ヨークシャー地方の国立公園が舞台。 ケニーとニッキーの兄弟が、季節外れの雪に遭い遭難する。 愛犬のティナが死んでしまうのがかわいそうだった。

漫画家と猫がまあまあ仲良く暮らすマンガ

魔神ぐり子さん作。 朝全力で起こしてくるんだけど、人間が起きたら、ちゃっかりそこで寝てしまうエピソードがあって、うちと全く同じだなあと思いました。 至る所に散りばめられている猫の行動や仕草が、あるあるだなあと楽しくなります。 赤ちゃん猫を拾っ…

大国町駅ギャラリー

大国町駅が新しくなっていて、南改札の入ったところにギャラリーができていました。 大阪メトロの車両の歴史が分かります。

ご声援感謝セール

阪神百貨店でお買い物。 タイガースのファンではないけれど、こういう時は参加せねば。 たねやさんにも、タイガース仕様のどら焼きが並べられていました。 タイガースファンのおばあちゃんへのお土産にしました。 ラスクもタイガース。

ばけばけのセットを見に

BK感謝祭に行きました。 アトリウムに撮影に使われた松江大橋のセットがあり、自分たちが歩く様子を合成映像で見ることができました。 ヘブン先生の文机。 実際に小泉八雲が使っていた道具に似た物が置かれていました。

蝉の幼虫

みかんちゃんの小屋の前の地面に、見かけない物が・・・。 何を間違えたか、蝉の幼虫でした。 どうしてやったらいいのか分からないので、とりあえず地面に穴を掘ってそっと埋めてやりました。 でも、今朝見たらまた出てきていたので、裏庭のもっと柔らかいと…

小泉八雲と妖怪

小泉凡さん作。 あー、面白かった。 作者は、小泉八雲のひ孫。 おじいちゃんといっしょに暮らしたことがあって、八雲のことを少しだけ聞いたことがあるそうだ。 作者が八雲になって語り口調で書かれているので、読みやすかった。 ギリシャで生まれ、アイルラ…

10代のつらい経験、私たちはこう乗り越えました

しろやぎ秋吾さん作。 SNSで募集した体験談を、しろやぎさんが漫画化した本。 12のエピソードが収められていました。

幸せをつかんだ猫

さなだせつこさん作。 息子さんの自転車のカゴに入れられていた赤ちゃんネコ。 先住ネコがいたけど、飼わざるを得なくなる。 チビと名付けられ13年9ヶ月、家族として暮らす。 今は桜の木の下で眠っているそうだ。

バロアチー

茂木ちあきさん作。 風香のお父さんは、海外の貧困地域で、子どもたちを支援するNGO団体で働いている。 若い頃バングラデシュで仕事をしていて、いっしょに働いていたお母さんと知り合って結婚した。 お母さんはバングラデシュの貧しい農村で生まれ、大金持…

あきらめる勇気

松永信也さん作。 優しさがいっぱい詰まった本でした。 12年間のブログの中から選んだら35のエピソード。 エスコートゾーンや「be my eyes」のアプリのことも知れた。 書き抜いた言葉は、次のようなもの。 ・人間は、諦める勇気も、我慢する力も持っている。…

まごころ

十一谷朋代さん作。 主人公は、舫(もやい)。 お父さんが汀(みぎわ)で、お兄ちゃんは舷(げん)。 名前が出てくるたびに、なんだったっけなと考えながら読んだ。 冬の寒い日、舫の家族は引っ越してくる。 坂の下の店まで買いものに行く。 舷は体が悪いの…

パッチーズ

佐藤まどかさん作。 教室の中でできるだけ目立たないように、いつも雨雲色の服を着ている主人公。 後ろの席のゴシップ好きの2人は、いつも誰かの悪口ばかり言っている。 エルボーパッチをしていったら、ゴシップ組にからかわれるようになった。 でも、それい…

さよなら、カルト村。

高田かやさん作。 こんな世界があったのかーと軽いショックを受けています。 両親は別の「村」で働いていて、作者は別の「村」で集団生活を送っている。 妹とも年に一回しか会えない。 なのに、その生活を当たり前と思い、お金のいらない労働の暮らしをずっ…