いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ぼくはうそをついた

 

西村すぐりさん作。

舞台は広島、太田川中流

芸備線安芸矢口駅の近く。

主人公リョウタは、なかなか話そうとしてくれないおじいちゃんの被曝体験を聞きたいと思っている。ひいおじいちゃんの弟のミノルさんは、建物疎開の作業中に原爆に合い亡くなった。

レイのひいばあちゃんは、時々行方不明になる。

帰ってこなかった息子を探しているのだ。あの日からずっと。

その日もいなくなったレイのひいおばあちゃんを探していたリョウタは、やっと見つけたひいおばあちゃんに亡くなった息子のショウタと間違われ、自分はショウタだとうそをつく。 

 

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