いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ぶどう膜炎

昨日、ミュウミュウの右目が充血しているのに気づく。

普段は緑色なんだけど、茶色っぽくなっていた。

お茶で言えば、左目は緑茶で、右目はほうじ茶。

今日の点滴の時に先生に伝えると、網膜剥離ぶどう膜炎と言われた。

少し気にしているようだったので、ぶどう膜炎かもしれないとのこと。

目薬を出してくれはった。

体重は少し落ちたが、他は安定している。

 

リンコの逆転ホームラン

カリフォルニアの日系二世の物語。

この本を手に取ったのは、ひとえにいせひでこさんの絵による。

リンコは、夏休みの1ヶ月をハタおばさんのところで過ごさなければならなくなる。

いやいや行くと、次々に悪いことが起こる。

操車場の貨物列車に飛び乗る遊びをして、アブが轢かれてしまったり、野菜を運ぶトラックが盗まれてしまったり。

日本人というだけで嫌な目にあったり、苦労したりする。

 

作者は、日系二世のヨシコ・ウチダさん。

吉田悠紀子さんが翻訳した。

あとがきは、吉田滋という人が書いていた。

訳者の旦那さんだ。

あれっと思ったら、吉田悠紀子さんはこの本ができるまでに亡くなってしまっていた。

三部作の2冊目らしい。

1冊目も、ぜひ読みたい。

 

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イカロスの飛ぶ朝に

ある雪の日、由紀は母にそっくりな人を見かける。

偶然にも塾でその人の息子、順と知り合う。

なんと、それぞれの母の生年月日は同じだった。

しかも、生まれた場所も同じで、満洲奉天

終戦直後に生まれた双子の赤ちゃんが、それぞれのお母さんだった。

著者の体験と、多くの人への取材から出来上がった物語。

戦争の傷痕はまだまだ深い。

 

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猫のよびごえ

久しぶりの町田康さん。

知らない間に猫の本、増やしてはったんですね。

しかも、熱海に引っ越してはる。

それだけでなく、保護犬まで世話して、犬の本まで出してはったとは。

 

この本では、奈奈、エル、シャンティー、パンク、ビーチ、ネムリキョーシロー、トナ、ササカマシゲゾーなどの猫さんたちが登場する。

熱海の海岸で、捨て猫を拾う場面は、その気持ちが猫好きには痛いほど分かる。

畳の部屋で1人寝転んで読みながら、何度も何度も笑わせてもらった。

 

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はだかの山脈

木暮正夫さん作。

主人公は、小学5年生。

昭和25年頃の前橋が舞台。

前橋は何度か行ったことがあり、JR前橋駅上毛電鉄中央前橋駅の間はウロチョロした。

高いビルがある都会だったけど、少し目を遠くに向ければ赤城山がでんと鎮座していてびっくりした。

朝日に照らされてこんなに綺麗なのに、誰も騒ぎ立てたりしないのにまたびっくりした。

土地の人にはいつもの当たり前の景色だったのだろう。 

 

主人公昭夫の父はラジオの修理を生業にし、昭夫もお金を稼ぐためにウサギを飼おうとしたり、アイスキャンディ売りをしようとしたりする。

母は大きいお腹を抱えて、遅くまで繕い物をしていた。

弟が3人、やがて妹が生まれる。

大変だけど、これから豊かな時代を迎えようとする少しまえの物語でした。

 

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