ようやく読み終えました。
アリスン・マギー作。
主人公クララは、母さんのことをタマラと呼ぶ。面と向かっては言わないけれど。
クララは、タマラにいくつもの質問をするけれど、どれにもまともに答えてもらえない。
この話はこれでおしまい、とピシャリと言われてしまう。
特に、自分の出生についてのことは。
クララは猛吹雪の日に生まれたが、祖父のトラックが病院へ行く途中に溝にはまり、タマラは車の中で出産した。
生まれたのは双子で、クララにはお姉ちゃんがいたはずなのだ。
しかし、死産で名前もつけてもらえなかった。
ふとしたことで、そのことを知り、タマラにお姉ちゃんのことやお父さんのこと、祖父のことを尋ねるが、何一つ教えてもらえない。
クララは、こうであったらいいなという物語を想像し、だんだん現実と区別がつかなくなってくる。
学校で、口述歴史の課題が出て、トレーラーハウスに住む自分と同じような孤独なおじいさんの人生をまとめようとする。
言葉少ななおじいさんとの時間が、クララの気持ちを和ませていくのだが、トレーラーハウスが火事になり、おじいさんは亡くなってしまう。






















































