赤羽じゅんこさん作。
もうすぐおおなわ跳び大会がある。
足の悪い双葉は、跳ばないと宣言する。
去年までは引っかかっても参加していたのだけれど。
学級会でみんなは、気にしなくていいとか回す役になったらとか励ましてくれる。中には、俺も苦手だからやりたくないという廉のような子も。
結局説得されて参加すると答える。
でも次の日から、学校を休んでしまう。
双葉が学校に来れなくなったのは自分のせい?と考えた陽太や舞花は、それぞれに悩む。
そして、なんとか苦手な子も参加できるにはどうしたらいいか考え始める。
さくらが学級会の最後で勇気を出して発言する場面は、手に汗握る。
取り残される人がないように丁寧に考え、安心して暮らせたらいいなと思う。