関朝之さん作。
栃木県小山市の公園で捨てられていた茶色の仔犬。
マイケルさんに拾われ、大家さんの久留美さんに大住動物病院に連れて行かれた。
そこで、目が見えないのでなく接着剤で目を塞がれていたことがわかる。
大住先生の懸命な治療で見えるようになり、里親探しが始まる。
新聞で報道されたことで、全国から引き取りたいという申し出が130件以上あったそうだ。
その中から、東京の救世軍の施設新光館に引き取られる。
それから15年間、そこで寄宿者の心を癒しながら過ごしたそうだ。
大きく報道されたそうだが、全然知らずにいた。
この本のおかげで知ることができました。