いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2023-08-18から1日間の記事一覧

金色の流れの中で

文学のピースウォークの中の一冊。 新日本出版社刊。 中村真里子さん作。 1964年、静岡の川のある町が舞台。 主人公は三姉妹の末っ子。 2人のお姉ちゃんはしっかり者で、どちらも学級委員や生徒会長をするような子だったが、木綿子はちがった。 いつの頃から…

文通小説

眞島めいりさん作。 突然転校を告げる貴緒。 文通しようと言ったのは貴緒の方なのに、送ってくるのは絵ばかり。 東京の大学でまたいっしょになろうと約束したのに、美術大学に行くと言われた。 主人公のちさとは、貴緒に気持ちが伝えられなくて悩む。

そして、あの日

リンデルト・クロムハウト作。 イタリアののどかな村が舞台。 エンリコは、羊の群れのいるルイジじいちゃんの谷間へ毎日通っている。 村で今最大の関心事は、ルイジじいちゃんとマルタが仲直りするかどうかということ。 ところが、あの日を境に状況が一変し…