悲しい話なのですが、ママが癌と分かってから星になるまでの物語。
ただ星になったよっていう絵空事ではなくて、もしかしたらよくなるんじゃないかっていうころから、もうママは死んでしまうんだなというときまでのルイーゼとママとヤン二とパパと弟とマニエルたちの物語。
死んだらどうなるって誰にもわからないんだから、死んでから星になることだってあるとママと話せて、ルイーゼの気持ちが楽になる。
人の死をどうやって受け入れたらいいのか、いろんな出来事やヤン二やパパのふるまいから教えられる。
いつか自分の家族も経験することだから、どんなふうにお別れするのか、目を逸らさないで考えてみたい。