2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
シアトルの港に迷い込んでいた北極ギツネ。 ソルはそのキツネを故郷のアラスカに返してやろうとする。 そこは、ソルの母の故郷でもあった。 アラスカの先住民も差別を受けているのですね。
増田ミリさんの小説。 この人の漫画を読んでいるときのような安心した気分にさせられた。 主人公は14歳で、中学女子の人間関係にぴりぴりしてるんですけどね。 お兄ちゃんが宇宙オタクで、星の話ばかりしてるんだけど、宇宙のこともクラスの出来事と同じよう…
マイケル・モーバーゴ作。 この人の本は、いつも期待を裏切らない。 物語の始まりは、身近な出来事からだ。 パトリックが学校へ行く途中に、運河を流されていく子犬たちを助ける場面から始まる。 その中の一匹をどうしても自分で飼いたくなるんだけど、両親…
菅野雪虫さん作。 チポロの続編。 主人公のランペシカという名前がいいな。 アイヌの伝説の雰囲気に浸れました。
この本をたくさんの人が読んでくれれば、原発について考える人が増えるだろう。 おかしいことをおかしいと言える世の中に、まだまだなっていないし、ますます声をあげにくくなっているのかも知れない。 マイケル・モーバーゴ作。 ピーター・ベイリー絵。
増田ミリさんの本。 この本にはちょっとした思い出がある。 アキが新大阪に住んでいたころ、送って行ったか何かの後で本屋さんに寄ったら、新刊本のコーナーに平積みされてた。 買おうかどうしようか迷った覚えがある。 結局買わずに少し立ち読み。 図書館で…
安田夏菜さんの本。 学校へ行くのも嫌、人と関わるのもイヤという主人公のもとに、成仏できずに彷徨っている幽霊が現れる。 自分が誰か、なぜ死んだのか、いつ死んだのか分からない。 それが分かれば成仏できるらしい。 早くいなくなってほしいから、記憶を…
村中李衣さんの本。 横浜から山口へ引っ越したえみとエリの手紙のやり取り。 お互いズバズバと言いたいことを書いていて、しかも文章のセンスがとてもいい。 引きこもりになったけんちゃんのこと、なんとかしたいと思っている。 けんちゃんの部屋のドアのね…
昨日面会に行ったとき、一階のソファーで話してたんだけど、帰りがけに荷物の受け渡しを頼んだら、施設長さんが部屋まで上がるのを許してくれた。 それで撮れたのれんの写真です。 母も気に入ってるみたい。 大阪モデルで通天閣が黄色になったので、面会禁止…
吉野万里子さん作。 とてもよかった。 表紙の絵は、ラストのシーンです。 道路は、国道134号線。 紙飛行機は、吹雪の自作のおみくじ。 由貴に読んでもらいたかった。 12歳、15歳、18歳の三つの章の物語です。 始まりと終わりの舞台星月夜天神は、長谷の駅か…
藤谷治さんだから読んだ。 どこかで、どんなジャンルでも書くって言ってはったな。 藤谷さんらしいところは、怪人二十面相の手下にバイオリンを弾く姉妹が出てきたことかな。
あとどれくらい生きていてくれるかわからないけど、元気な姿をちょっとでも残しておいてやろう。 昨晩はイワシ、今朝もウェットの餌を食べ、牛乳も飲んだ。
このところ毎夕、スーパーへ安くなった魚を買いに行く。 橋を渡ろうとしたら、ネコがいた。 何か狙ってる。
よかったー。 母ちゃんと二人で新しい父ちゃんの炭鉱住宅に行くところも、その日父ちゃんがパチンコ屋にいたことも、妹になったサキが新しい母ちゃんができて素直にうれしそうにしていることも、転校してきたぼくがゴンやボサ公やマサと対等に付き合ってすん…
11時に予約診察でいつもの点滴をしてもらい、「年取って悪いところはいっぱいあるけど、のらりくらりとかわして長生きしてくれてます」と先生に言ってもらって帰ってきた。 実際、あごの腫瘍を手術してもらった時も、貧血で輸血してもらった時も、網膜剥離で…
暗いなあと感じながら、我慢して読み終える。 中学校3年間の物語。 もう一回中学生に戻れたら、もうちょっとマシな中学生活送れたと思う。
お腹の上から降りて、畳にゴロリ。 本がちょうどいい枕です。
読書の森で書庫から出してきてもらって、読んだ。 北村けんじさんは三重の人やって知ってたけど、同業者やったことを初めて知った。 いぶきとすずかの名前は覚えていたけど、もう一匹の名前が思い出せなかった。 やいばだった。 三匹を育てるお母さんの存在…
最近は、向こうから寄ってきてくれる。 そして、しばらく近くで過ごしてます。
町田康さんの本。 こんなでっかい犬飼ってはったんだな。 その上、同じ日に生まれてお金持ちに買い取られたけど虐待されたキューティー・セバスチャンも引き取っていっしょに。 保護猫だけでなく、保護犬活動もしてはる。 そして本にもなる犬や猫たち。 今回…
地下道潜って反対側のホームにあがると、絵のついた電車が来ていた。 里中満智子さんの絵ですね。 飛鳥もながらく行ってないなあ。
昨日は電車に乗って、隣の市の図書館に行った。 そこは図書館活動に熱心なところで、「西の松原」と言われてたんだそうだ。 するってえと、東はどこなんだろう。 小学生が先生に引率されて、見学に来ていた。 借りたかった本を借りることができた。
栽培委員会にスポットを当てた珍しい物語。 人付き合いが苦手で、マスクが欠かせない主人公。 こんな栽培委員会だといいな。
福田隆浩著。 6年1組の5人の子と担任の先生の、6つの章から進んでいく物語。 事故で亡くなってしまったタクヤとの、それぞれの関わりが描かれている。 前にも読んだことあったんだけど、すっかり内容を忘れてしまっていた。
昨日、ミュウミュウの右目が充血しているのに気づく。 普段は緑色なんだけど、茶色っぽくなっていた。 お茶で言えば、左目は緑茶で、右目はほうじ茶。 今日の点滴の時に先生に伝えると、網膜剥離かぶどう膜炎と言われた。 少し気にしているようだったので、…
カリフォルニアの日系二世の物語。 この本を手に取ったのは、ひとえにいせひでこさんの絵による。 リンコは、夏休みの1ヶ月をハタおばさんのところで過ごさなければならなくなる。 いやいや行くと、次々に悪いことが起こる。 操車場の貨物列車に飛び乗る遊び…
ある雪の日、由紀は母にそっくりな人を見かける。 偶然にも塾でその人の息子、順と知り合う。 なんと、それぞれの母の生年月日は同じだった。 しかも、生まれた場所も同じで、満洲の奉天。 終戦直後に生まれた双子の赤ちゃんが、それぞれのお母さんだった。 …
久しぶりの町田康さん。 知らない間に猫の本、増やしてはったんですね。 しかも、熱海に引っ越してはる。 それだけでなく、保護犬まで世話して、犬の本まで出してはったとは。 この本では、奈奈、エル、シャンティー、パンク、ビーチ、ネムリキョーシロー、…
木暮正夫さん作。 主人公は、小学5年生。 昭和25年頃の前橋が舞台。 前橋は何度か行ったことがあり、JR前橋駅と上毛電鉄の中央前橋駅の間はウロチョロした。 高いビルがある都会だったけど、少し目を遠くに向ければ赤城山がでんと鎮座していてびっくりした。…
全部読めた。 村上さんと長谷川さん、いいコンビですね。 どれも、最後にニヤリとさせられる。 それにしても、つゆやすみもあったらいいですね。