カリフォルニアの日系二世の物語。
この本を手に取ったのは、ひとえにいせひでこさんの絵による。
リンコは、夏休みの1ヶ月をハタおばさんのところで過ごさなければならなくなる。
いやいや行くと、次々に悪いことが起こる。
操車場の貨物列車に飛び乗る遊びをして、アブが轢かれてしまったり、野菜を運ぶトラックが盗まれてしまったり。
日本人というだけで嫌な目にあったり、苦労したりする。
作者は、日系二世のヨシコ・ウチダさん。
吉田悠紀子さんが翻訳した。
あとがきは、吉田滋という人が書いていた。
訳者の旦那さんだ。
あれっと思ったら、吉田悠紀子さんはこの本ができるまでに亡くなってしまっていた。
三部作の2冊目らしい。
1冊目も、ぜひ読みたい。