いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

イカロスの飛ぶ朝に

ある雪の日、由紀は母にそっくりな人を見かける。

偶然にも塾でその人の息子、順と知り合う。

なんと、それぞれの母の生年月日は同じだった。

しかも、生まれた場所も同じで、満洲奉天

終戦直後に生まれた双子の赤ちゃんが、それぞれのお母さんだった。

著者の体験と、多くの人への取材から出来上がった物語。

戦争の傷痕はまだまだ深い。

 

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