読書の森で書庫から出してきてもらって、読んだ。
北村けんじさんは三重の人やって知ってたけど、同業者やったことを初めて知った。
いぶきとすずかの名前は覚えていたけど、もう一匹の名前が思い出せなかった。
やいばだった。
三匹を育てるお母さんの存在は大きい。
厳しい自然の中で親子が生き残っていくのはたいへんなことだ。
人間がいちばん怖い敵だ。
でも、腕白で怖がりで負けず嫌いな三匹のうりんこたちはからっとしている。
別れ別れになったり、三本足になったりしても、なんとかなるさと明るい。
今もどこかの山奥で走り回っていてほしいなあ。