いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

聞きたい言葉

村山由佳さん作。 おいしいコーヒーのいれ方Ⅸ。 ジャンプジェイブックス版で読むのは、はじめて。 書庫から司書さんが出してきてくれたときやったーと思ったけど、よく考えてみたら、文庫版あとがきが読めない。 それはどうにも、諦めきれない。 いずれ文庫…

ニャンちゅう

あっぱれな、踊りっぷりです。

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

宮川サトシさん作。 題名については、あとがきでたいへん迷ったと書かれていました。 確かにぼくも、どうしようかなあ、やめようかなと思いました。 でも、読めてよかった! これだけ生前お母さんにいろいろとやってあげれた人でさえ亡くなってからも思い悩…

トモシビ

吉野翠さん作。 銚子電鉄を舞台にした3つの物語。 恋は片道切符 仲ノ町ぶるーす 熊さんとファドを の3つです。 一つ目の物語の主人公は、銚子南高校吹奏楽部の杏子。 二つ目の物語の主人公は、銚子電鉄の運転士を目指す佐崎。 三つ目の物語の主人公は、撮…

ニワシドリのひみつをもとめて

大好きな鈴木まもるさんの本。 この人の絵が大好きです。 絵本作家ですが、鳥の巣研究家でもあります。 ついでに、竹下文子さんの旦那さんでもあります。 この本で、どうして鈴木さんが、漫画家でもなく、画家でもなく、絵本作家になったのかを知りました。 …

だれもしらない小さな家

エリナー・クライマー作。 岩波書店刊。 大きな二つのマンションの隙間に、忘れられたように小さな家があった。 古びた家には誰も住んでいなかった。 誰も見向きもしなかった。 でも、アリスとジェーンは違った。 いつも学校帰りに、埃だらけの窓からその家…

時生

やっと読み終えた。 東野圭吾さん作。 散髪屋さんの奥さんに貸してもらった一冊です。 さすがに533ページは読むのに時間がかかった。 ミステリーは苦手な分野だし。 それでも谷町九丁目や生野区など、大阪が舞台にもなっていて、それなりにイメージしながら…

遺言。

養老孟司さん作。 とても読みやすかったです。 意識と感覚について思索した一冊。 頭が悪いので、よく理解できないところもあったけど、たとえはとても分かりやすかった。

図書館ウォーカー

旅の途中に図書館に行く人がぼく以外にもいると知って、お話を聞きに行ってきました。 なんと、青森の図書館でお仕事もなさっていたそう。 全国の図書館を回って、各都道府県から一つ以上の図書館への旅のエッセイを新聞に連載され、一冊の本にまとめられた…

フランス料理店のネコ

昨日の晩と今日の午前、久々にウォーキングしました。 いつもネコがいるフランス料理店の前を通ると、やっぱりネコがいました。 前は車がビュンビュン通るおっきな道路なんだけど、ちゃんと分かっているみたい。 でも、ほんとに車には気をつけてほしい。

駅舎のある風景

地元の図書館の今月のテーマは、鉄道でした。 展示してあった本の中から借りた一冊です。 越信行さん作。 北海道から沖縄まで、厳選された62の駅が紹介されていました。 そのうち、実際に行ったことのある駅は、7つしかなかった。 どの駅も、写真がきれいで…

真昼のユウレイたち

岩瀬成子さん作。 海の子、対決、願い、舟の部屋の四つの短編が収められています。 それぞれに、切なく感じられるユウレイたちが出てきます。 幼い時に海で亡くなった波ちゃんや、50年前に日本から出撃してベトナム戦争で亡くなったダンなど。 ぼくには、対…

嫁さんの力

昨日銀行に手続きに行ってきました。 歩いて行ける支店が閉鎖されたので、電車に乗っていかねばなりません。 通院日でしたので、それに合わせて予約していました。 係の人は決まり事なのか、解約の理由を尋ねてきました。 一瞬考えて、 「嫁さんが言うもので…

まる ありがとう

養老孟司さん作。 うちのネコとも、まると養老先生のような関係でいたいなと思った。 次の一文に、養老先生のまるに対する気持ちが滲み出ている。 「まるは理屈なんか言わず、素直に生きて、素直に死んだ。今でも時々、しみじみ会いたいなあと思う。」

雨の日が好きな人

佐藤まどかさん作。 七海は、お母さんと二人暮らし。 お母さんが再婚して、幸ちゃんというお姉ちゃんができた。 でも、お姉ちゃんは入院していて、お母さんとお父さんはお姉ちゃんのお見舞いで忙しくて遅くまで帰ってこない。 何より、七海はまだ会わせても…

ソーリ!

濱野京子さん作。 一年生の時の七夕で、短冊に総理大臣になりたいと書いたために、からかわれて引っ込み思案になった照葉。 高学年になり、いきがかり上学級委員になってしまう。 それをきっかけに、友達関係も世界も広がっていく。

明日もいっしょにおきようね

穴澤賢文、竹脇麻衣絵。 ノリコさんは、犬猫の収容施設で、不機嫌そうな大きなネコに出会った。 怖そうな顔なのに、穏やかでエサをモリモリ食べた。でかおと名付けた。 その施設では、水曜日に犬猫が処分される。 前の日もノリコさんはでかおにエサをやり、…

バファローズスタジアム

今日を逃すともう行けないので、舞洲のバファローズスタジアムに行ってきました。 久しぶりの野球観戦です。 今年限りで引退する4選手はみんなファームにいます。 D選手はファーストでスタメン。イレギュラーした球が顔に当たって鼻血が出て、痛そうでした。…

優しい秘密

村山由佳さん作。 おいしいコーヒーのいれ方Ⅷ。 ショーリが佐恵子おばさんに、 「かれんとつきあっているの」と聞かれたときには、ぼくまでギクリとしてしまった。 隠し事が後でバレたときのショックが大きいことは、星野りつ子の言動でも痛いほど分かったけ…

そこのまる

養老先生のまるの本。 まるは、テレビでも見た。 著者の紹介文が面白い。 「まる専属ドアマン・給食当番」だって。 まるの飼い主は、娘の暁花さんらしい。 まるの、どスコい座りがなんとも言えません。

みゅうみゅうの命日

大好きだったお刺身を供えてやります。

ひかりの森のフクロウ

広瀬寿子さん作。 哲は母さんと2人で暮らしていた。 その哲に兄弟ができた。 兄ちゃんは父さんといっしょに暮らしていた。 もともと違う家族だった2人どうしが4人で暮らすようになった。 兄ちゃんはスケッチブックにフクロウの絵を描いて、お話を聞かせてく…

すべては平和のために

濱野京子さん作。 日本児童文学者協会の、文学のピースウォークの一冊。 近未来、ニキランド連邦共和国から独立した架空のアイロナ共和国が舞台で、はじめはとっても読みづらかった。 主人公の和菜は、民間の紛争調停会社から派遣され、アイロナ国内のマナト…

快速ことぶき

予定より1本早い津山線に乗れた。 いやー、津山線の景色ってこんなによかったんだなあ、と改めて感動。 岡山駅手前まで楽しめました。 JNRの扇風機は現役。 岡山からの相生行きは湘南色。 途中和気駅で、試運転中のUraraに出会いました。

津山まなびの鉄道館

入場券がきっぷ型でした。 2番目に大きな扇形車庫だそうです。 ディーゼル車がたくさんあってうれしい。 写真を撮りまくりました。

道の駅久米の里

今回唯一の道の駅。 列車から見えたガンダムは、この道の駅にあったのでした。 津山中心部へ。 お城の下を通り、駅へ。

出雲街道

美作追分から、津山まで走る。 出雲街道に沿って走ってるらしい。 車を避けて、できるだけ村の中や川沿いを走る。 その景色がまたなんとも言えない。 坪井駅です。 かわいすぎる駅舎。 乗るはずだった津山行き。 あれの方が早く着くが、この景色の中を走る気…

美作追分

津山も見てまわりたいんだけど、せっかくここまできたので、もうちょっとだけ欲を出して美作追分まで行くことにしました。 中国勝山まで行ってしまうと、もしもの時に逆方向の列車に乗れないのです。 美作追分は霧のよく出る土地らしく、キリタローの館とい…

津山駅

姫新線で津山駅に到達。 津山線、因美線もやってくる鉄道の要衝ですので、気動車がたくさんいます。 早速駅前のSLや観光案内所を見てまわりました。

坂の途中

村山由佳さん作。 おいしいコーヒーのいれ方Ⅶ。 帰りの電車の中で、読み終えました。 今回のラストは、星野りつ子の独白。 ぼくがショーリの立場だったなら、介護士の道へと進もうとするかれんを許せるだろうか。 許せるとしたら、かれんへの愛はそれくらい…