いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

だれもしらない小さな家

エリナー・クライマー作。

岩波書店刊。

大きな二つのマンションの隙間に、忘れられたように小さな家があった。

古びた家には誰も住んでいなかった。

誰も見向きもしなかった。

でも、アリスとジェーンは違った。

いつも学校帰りに、埃だらけの窓からその家の中をのぞいていた。

オブライエンさんもそうだった。

 

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