リチャード・ペック作。
『ミシシッピがくれたもの』を書いた人だ。
舞台は、1900年代初頭のインディアナ州。
主人公は、学校に行くのが嫌で嫌でたまらないラッセル。
家出してダコタへ行きたいと考えている。
夏休みが終わる頃、教室が一つだけの学校の先生が亡くなって、学校が閉鎖されるかもしれないと期待する。
でも、新しい先生を郡の教育委員会は雇うことになった。
なんとそれは、主人公の姉さんタンジーだった。
その頃の先生は、鞭をもって生徒を叩いた。
でも、単語の綴りや覚えなければならない地理の勉強は、容赦なく叩き込んだ。
古きアメリカの農村地帯の物語。