菅聖子さん作。
忠さんは、会社員時代から椎間板ヘルニアなどで後ろ足が動かなくなった犬のために、車椅子を作ってきた。
飼い犬のアドのために作ったのが最初だ。
飼い主のために作り方を教えたり、アドバイスしたりしていたが、作ってほしいという人が多くて、会社を辞めて犬の車椅子作りを仕事にした。
はじめはアルミで本体を作っていたが、できるだけ軽くなるように水道管のパイプを使うようにするなど、改良を重ねた。
無理な繁殖の問題もあるが、ダックスには椎間板ヘルニアが多く、コーギーには変性性脊髄症が多いそうだ。
車椅子のおかげで、亡くなる直前まで元気に走り回れて幸せな時間を過ごせるのが何よりだと思います。