寺地はるなさんの6冊目。
この本で借りていた寺地はるなさんの本が最後なので、図書館に借りに行ったら、貸出中貸出中貸出中となっていて、一冊も借りられませんでした。
みんないい本をよく知っています。
さて、この本の題名の「天使」は、いい意味ではありません。
側から見て天使のようなありようは、早くそこから降りることと思わせてくれます。
ラストで、みさきとうこが勝負して決着をつけようと強いお酒が2人の前に置かれた時、バタンとドアが開いて牧子さんがやってきて、みさきとうこの前のお酒を口に含み、プハーっと吹きかけたところは痛快でした。