ウマ・クリシュナズワミー作。
舞台は、インド。
インドの日常が垣間見られた気がした。
作者は、インドのニューデリー生まれ。
ヤズミンはスクールバスを降りると、まっすぐ家に帰らず、寄り道タイム。
でこぼこの道や泥の水溜まりを見ながら、本おじさんのまちかど図書館に向かう。
そこで、一冊本を返し、一冊借りるのがお決まりのコース。貸出料は無料。
そこのモットーは、
ぴったりの日に、ぴったりの人に、ピッタリの本を、だ。
ヤズミンは、1日1冊読もうと決めている。
読んだ本はもう、400冊を超えた。
ところが、本おじさんがまちかど図書館を続けられなくなった。許可証がないので、市が立ち退くように告げてきたのだ。
そこからヤズミンの大計画が始まる。
そのヒントは、本おじさんから借りた本の中にあった。