ポール・ジンデル作。
英語圏では、有名な作家さんらしい。
ぼくは、初めて知った。
アップルバウム先生の教え子だったヘンリーとゼルダの語りで、物語が進んでゆく。
2学期が始まって2人が学校に行くと、アップルバウム先生がいた理科実験室には、違う先生がいた。
アップルバウム先生は、体を壊して学校を辞めてしまったという。
2人は、ベゴニアの花を持ってお見舞いに行く。
そこで知ったのは、アップルバウム先生の病が命に関わるもので、残された時間は少ししかないということ。
ところが先生は、そんなことはお首にも出さず、この世界の不思議を2人に興味深く教えてくれる。
ニューヨークが舞台。