2021-02-22 空から見ててね はせがわまみ著。 トリマーとして働いていた動物病院で、懐いてくれたネコ。ばた子と呼ばれていた。 ばた子は、そこで重要な仕事をしていた。 供血猫としての役割だ。 輸血が必要になったネコに、血を分けてあげるのだ。 7歳になって供血猫を卒業したばた子を作者は引き取り、一緒に暮らす。 しかし、腎臓病と癌のために最後を看取ることになった。 ばた子に注ぐ愛情が文にも写真にも、溢れている。