また季節が巡ってきましたね。

これは、初瀬川なのか大和川なのか。 桜井まで下って行く。

長谷寺の参道まで下りてきて、ネコを見つけた。 逃げないでいてくれた。

帰りは、県道38号に出るまでに雨が降り始めた。 雨宿りしてやり過ごそうとしたけど、けっこう降り続く。 都祁水分神社のあたりで、何度か木の下に入る。 でも、しまいにはぼとぼとになった。 山道に入ると下りがずっと続く。 ようやく雨も上がって、人間洗濯…

目的地に着く。 でも、自転車は場違いの所でした。 バイクの人たちの天国みたい。 自転車停める場所がない。 期待したようなところじゃなかった。

なんか見えてきた。 なんだろう。 石舞台古墳のミニチュアみたい。 猿田彦って書いてあるけど、どんないわれなんだろう。

樹齢1500年だって。 パワー、ちょうだいね。

階段上がった社の左右に、木の椅子が置いてあった。 昔、学校にあった椅子。 これ運ぶの、重たかったなあ。

山の上に赤い社が見える。 ちょっと寄り道。 急な坂道を自転車押していく。 村の人たちは、麓の猫の額の田んぼで稲刈り始めてはった。 境内でペットボトルの水がなくなる。 もうちょっとで着くかなと地図を見ると、え〜、まだ半分しか来てない。 遠〜。

こんな山奥に我が社の支店があった。 運動場が綺麗だし、傘立てに傘もあったから、ホッとした。 でも、プール見て愕然。 ここも廃校か。

道の脇に石が祀ってあった。 お花も供えられている。 手を合わせた。

橋に川の名前が書いてあった。 あれ〜、大和川なんや。

覚悟はしていたけど、どこまでも登りが続く。 峠なら下りもあるけど、桜井都祁線は、都祁高原に向かってじわじわ登っているらしい。 一番軽いギアにして、下を向いて漕ぐ。 でも、景色はいいぞ。

すごい坂の上にあった。 ダムのすぐ横にも家がある。 ダムを渡って、向こう側の岸をいってみる。 いい景色のとこなのに、人がいなくて寂れた感じ。

初瀬ダムが見えてきた。ひえー。 決壊して水が落ちてきたら、ひとたまりもないなあ。 ひとたまりって、どんな意味なんだろう。 ひとのつく言葉を考える。 ひとふんばり、ひとねいり、ひとやすみ、ひとこと、ひとり、ひとしごと、ひとっぱしり。 たまりって、…

朝まだ早いので誰もいない。 門前のお土産やさんがお掃除してた。 さあ、ここから上がっていくぞ。 未知の世界。 川原の石の上で、昔トンボが休んでいる。

うかりける人を初瀬の山おろしよ、の初瀬です。 長谷寺へ続く道。

鶴橋まで走り、電車に乗る。 長谷寺まで行く予定。 目的地は、道の駅針テラス。 布施を過ぎると線路が南東に向き、日が差し込んでくる。 思わず立って、ブラインドを閉める。 そしたら、記憶の底から何かが浮かび上がってきた。 子どものときは、ブラインド…