いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

保護ねこものがたり

大塚敦子さん作。

作者はこれまで、9匹の保護ねこと暮らしてきた。

いっときに9匹ではなくて、30年間でだ。

今生きているのは沖縄から引き取ったタビオだけだ。

そのねこたちと過ごした思い出を、一匹一匹丁寧に綴っている。

亡くなるたびにもう飼うまいと思うが、獣医師の「ほかのねこたちにも愛を分けてあげたらどうかな」という言葉を思い出して、保護ねこ施設から引き取る。

福島原発の事故で置き去りにされた福ちゃんとも暮らしている。

年老いて他に引き取り手がなさそうだからと引き取ったカリンも、少しの間だけでも大塚さんの家族になれて幸せそうだった。

 

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