こまつあやこさん作。
主人公あみは、小五のある事件をきっかけにみんなから無視される。
それでも、ある方法で小学生時代を乗り切った。
それは、脳内実況中継。
今の様子を心の中で中継するのだ。
中学生になり、ふとしたきっかけで廃部寸前の生け花部に入部した。
唯一同級生の九島さんは、あまり喋らない。
秋の文化祭で出し物をすることになり、ライブで生け花をすることになった。
生け花の暦の七十二候の一つサザンカハジメテヒラクからとった。
あみは、部員3人の生け花の実況中継をすることにした。
その練習の途中、九島さんがベトナムで育ったので、日本語をからかわれてあまり喋らなくなったことを知る。
実況中継をする事は、その人を知り応援していくことがだと気づく。