福田隆浩さん作。
作者は、長崎県の特別支援学校の先生です。
主人公は、重度の知的障害があるすずちゃん。
話すことはできないけど、心の中でいろいろなことを感じたり、思ったりしている。
すずちゃんの心の中と、先生とお母さんがやりとりしている連絡帳と、お兄ちゃんのブログ、交流している学校の5年1組の学級通信で、物語が進んでいきます。
支援学校の先生たちの連絡帳はとてもあたたかく、お母さんの返事も学校を信頼していることが伝わってきます。
こんな関係が築けならいいなと思います。
福田さんだから書けた物語です。