福田隆浩さん作。
この人は、長崎の支援学校の先生。
前半はブルーこと森田くんの視点で、後半はオレンジこと野上さんの視点で書かれている。
どちらも、クラスのいじめについて悩みながらなんとかしようともがいている。
それぞれ、自分の武器は何なのかと考える。
ブルーが思い付いたのは、ドッジボールでの横手投げ。
オレンジは、根回し。
そこまでは良かったんだけど、2人が急に力を出していじめがなくなっていく結末は、なんだかウソくさくて入り込めなかった。
先生目線で、ていねいに描けてないなあと思ってしまった。
なんだかガッカリ。