マーガレット・ピーターソン・ハディックス作。
デクスターは、新しい学校に転校して来た1日目に、学校が大嫌いになる。
むしゃくしゃして、トイレで知らない子を叩いてしまう。
そのことを作文に書くと、アボット先生からもっと詳しく書き直すように言われる。
書き直すたびにどんどん悪い子になってしまう。
ホントは、お父さんの病気で両親と暮らせなくなって不安いっぱいなのだ。
それをどう伝えていいのかわからない。
ところが、叩いてしまった子と、ひょんなことから友達になっていく。
作者は幼い子どもふたりを育てながら作品を書き続けるために、自分が居眠りをしないような面白い作品を書けなければならなかったそう。