いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

お上に尻尾ふるやつら

こないだ行った京都の禅寺に「気は長ーく、心は丸く、腹立てず、人は大きく、己は小さく」という色紙が飾ってあり、「気」という字の四画目が長ーく伸ばしてあり、「心」という字は円のように描いてあり、「腹」という字は横向き、「人」は大きく、「己」は小さく書かれている芸術作品で、いいな〜と思っていました。
でも!
腹立てないというのは、ぼくにとってはなかなかできないことでした。

今日は暴風警報が出て、学校は休校。
ぼくら職員はもちろん出勤です。
朝会で、体育主任が言いました。
「プール掃除を9時半からします。」
エッ!なんで?
すぐ手を挙げて言いました。
「危険やから暴風警報が出て、休校になってるんでしょ。警報出てるのに、プール掃除するのはどうかと思います。外での作業でしょ!少なくとも、警報解除されてからやりませんか!」
体育主任はもごもご言ってましたが、答えられず。
だいたい管理職がそんな作業しないように止めないといけないのに、うちの職場は職員の安全なんて全然考えてないのです。
それどころか、管理職に可愛がられてる若い人らが、上が何も言わなくてもいい子ぶっていらない仕事までしようとします。
そんなのに巻き込まれるのはまっぴらごめん。
これからも「腹立てず」は、到底守れそうにありません。