いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

読みました

とてもよかった。
本を読んだ後の感想は、「よかった〜」か「面白くない」のどちらかしかありません。
この本は、前者です。
どうして読みたかったかと言えば、著者が好きだからでした。『ルーマニア・マンホール生活者の記録』を書いた人だからです。
樋口季一郎という一人の軍人の生涯を追った評伝。
最後まで読んできて、この樋口季一郎墓所が大磯町にあることがわかる。取材を始めたときには知る由もなかったことだが、著者も大磯町に住んでいる。
そんな偶然をサラッと書くところにもまた涙があふれて、この著者がまた好きになった。