いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

よかった本

開高健フェア

年末バタバタしてたことにして、今頃図書館の本を返しに行きました。 期限をちょっと過ぎてる。 またペナルティかなと思ったら、今回はセーフ。 ちょうど入口のところに開高健の本がたくさん展示してあったので、3冊借りてきました。 あと半藤利一さんの本…

立ち読み第二ラウンド

西梅田の本屋さんでこないだの続きを読みました。 椰月美智子著『しずかな日々』。 ここの本屋さんは座って読めるうれしい本屋さん。(立ち読みちゃいまんがな〜) 主人公の少年はお母さんから突然引っ越すことを知らされます。 転校したくない彼が選んだ道…

外国語学習の科学

読むのに苦労しました。 学問的すぎてなかなか進まない。 ピーター・フランクルさんの本とセットでやっと読む気持ちがおこりました。 昨日電車の中で読了。 文法訳読法では外国語の力がつかないことがわかりました。 インプットをたくさんするのが有効だそう…

ピーター流外国語習得術

読み終わりました。 ずっと前に買ったまま、ほりっぱなしにしていた本。 そのときにはまだハンガリーに関心なかったし、外国語と言えば英語くらいしか考えてなかったから。 外国語学習の動機が、きれいな外国人のお姉さんと友達になりたいからというのも、な…

大名古屋語辞典

われわれ他国に住まうドラゴンズファンにとっては、本国の正統な共通語を習うのに格好の入門書。 毎晩寝る前にちびちび読んで読了しました。 どえりゃあおもしろいでかんわ〜。(とてもおもしろすぎて感動しました。) まっと知りてぁだで、名古屋に行こまい…

フィンランド豊かさのメソッド

そろそろ世間の熱も冷めてきましたので、フィンランドものを読んでみることにしました。 堀内都喜子著『フィンランド豊かさのメソッド』。 著者はフィンランドに5年間住んで、現在もフィンランドに本社を持つ会社に勤めている人。 日本でもよく使うフィンラ…

いつか、虹の向こうへ

伊岡瞬著。前の作品より面白かった。 主人公は元刑事。刑事なのに些細な事件に巻き込まれて犯罪者に。 そこから人生の歯車が狂っていく。 飲んだくれて諦めきった毎日なのに、開き直って誰かを守ろうとする気持ちは消えてない。 他人の無実をはらすためにわ…

犬は「びよ」と鳴いていた

読みました。 擬音語・擬態語を研究するなんて楽しいですね。 著者は山口仲美さん。 いろんな文献を読くよんでおられて、「銀の匙」も引用されていました。 ちなみに、ネコの鳴き声は江戸時代以前は「ねうねう」と聞いていたそうな。 ぼくの祖母はネコを見る…

明日の雨は

とうとう読めました。 小学校臨時講師、森島巧が主人公。 ガッコのセンセの世界を講師という視点から見たらこんな風に見えるのか〜と新鮮でした。

信州に上医あり

信州佐久病院、若月俊一の評伝。 著者にとって最初で最後の評伝。 感情を抑えてできるだけ冷静に書いてあるけど、著者の若月に対する共感が伝わってきました。 南木佳士著、岩波新書。

21巻まで

読みました。 辞表を出した椿師長は、メディカルラリーで立ち直るのでしょうか。 大月主任のことも気になります。 アキが忙しくて読めないので、「待ってて」と言われてしまいました。 続きが早く読みたいのですが、がまんがまん。 今日は返しに行くだけにし…

天地有情

一つ一つが、磨き抜かれた急須のように、艶を帯びたエッセイ集でした。

5冊

『ナースあおい』はいいですね。 15巻まで読みました。

アフリカポレポレ

「ポレポレ」は、スワヒリ語で「ゆっくり」のこと。 タンザニア、セレンゲティで暮らした一年半の記録。 大写真家岩合光昭さんの妻、日出子さんの苦闘記。 かおるちゃんの子育ての記でもあります。 電気もガスもない「アカシアの家」で夫のサファリからの帰…

『秋』

芥川龍之介の『秋』を読みました。 よくわからなかったなあ。 読み終わって、いいな〜って気持ちがわいてきませんでした。 この小説のよさが分からないなんて、文学的素養のなさにがっくりきます。 何か深いものがありそうな気はするんですが、よさが感じ取…

ふいに吹く風(下)

読み終えました。おもしろかった。 著者が芥川の最高傑作という『秋』もぜひ読んでみたいです。

ふいに吹く風(上)

読み終わりました。 駆け出しの頃、よい小説を書くにはどうしたらいいでしょうという問いに、編集者から「まじめに生きることでしょうね」と言われた話が心に残っています。 何につけても、あたりまえのことや平凡なことの中に大切なことが隠されているんで…

レンタルブック

駅前にある貸本屋さんで、『ナースあおい』を3冊借りました。 一冊80円で、来週の日曜まで。 一週間でゆっくり読もうと思ってたのに、読み出すとやめられなくて一気に読んでしまいました。 明日からどうしよう。

かおるのアフリカ日記

今日はまる一日リビングの片づけをして、やっと人間が住める部屋になりました。 夕方片付けばかりで死にそうになり息抜きに行った図書館で、ふと思い出しました。 「フミが小さいときよく借りた本があったな〜」 それは『かおるのアフリカ日記』という本で、…

明日の雨は

教育センターで第ニ回の発達障害支援講座。 内科医のセンセの話だったけど、あんまり面白くなかった。 大学の講義聴いてるみたいだった。 こちとら、現場で日々悩んでるわけよ。 役に立たん研修会にほんとガックリ。 唯一よかったのは、行き帰りの電車で『ナ…

読み終わりました

読み終わりました、『冬物語』。 「急須」という短編には、常滑焼きが出てきてびっくり。 秋田の芥川好きの古びたお茶屋の主人からすすめられた急須。 今も信州の著者の家にあるといいます。

冬物語

今読んでいる本は、南木佳士さんの『冬物語』。 「空の青」という章は、50歳のころ肺炎で入院した時の話。 研修医のころから顔なじみの看護婦さんが点滴をうちに来てくれた。 今では高校生と中学生の男の子の母になっているが、二人とも不登校で、家でごろ…

読みました

『生きのびるからだ』南木佳士さんのエッセイ集。 信濃毎日新聞や雑誌などに発表したものをまとめた一冊。 とても面白かった。ここにもトラが出てきます。 一番気に入ったのは「確固たる一日」。 うつ病で人中に混じるのがおっくうだったとき、町内会の作業…

ライム

長崎夏海著『ライム』(雲母書房) 読み終えました。 また読んでみたい作家さんです。

読了

南木佳士著 『医者という仕事』 読みやすい本でした。 1995年にまとめられたもの。 人生の折り返し点を過ぎ、往路と復路の風景の違いがなんとなく分かる気がしました。

こぶしの上のダルマ

南木佳士さん二冊目の本。8つの短編の中の2つにトラが出てきました。 それが目当てで読みました。 いまとなってはどこの誰とも分からないおときおばさんのような人がうちの親戚にもいたなあと思います。名もなくつつましく生きていた人が愛おしくなる作品で…

ナースあおい

うさぎ好きさんからお借りして、読ませてもらいました。 とても面白かったです。 いつも患者さんのために一生懸命なひたむきさがさわやかでした。 ぼくもちょっとは見習わなければ。

トラや

読み終わりました。 南木佳士著『トラや』(文春文庫) 二階の部屋で、じわっとくる感動にひたっています。本を読み終わって直後のけだるいようなしびれたような不思議な感覚が好きです。 この本は特にそんな気分になるいい本でした。 うつになってしまった…

読みました。ずばり『猫』という題の本。 猪熊弦一郎、井伏鱒二、大佛次郎、谷崎潤一郎など、11人の猫の作品を集めた一冊。 中でも寺田寅彦のは科学者らしく冷静に観察していて、あまり好きになれなかったんだけど、飼っていた二匹の猫が月夜にひっそりと静…

買いました

「乗るも楽し、降りるも、また楽し」というコピーがいいじゃないですか。 『大人の東京散歩』という書名にもひかれて手に取りました。 浅草橋、両国、亀戸・・・、沿線ごとに町が紹介されています。 向島が載っていたら買おうと決めて目次を繰ると、東武伊勢…