いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

尊敬する人はいません(今のところ)

中山聖子さん作。

とてもいい物語でした。

若羽の章と慧の章が交代しながら、物語が進んでいきます。

若羽はお母さんと二人暮らし。

お父さんと別々に暮らすようになってから、マンションを出て今のハイツに移ってきた。

クラスで尊敬する人を発表したとき、お父さんですと言った慧のことを、すごいなと思っていた。

慧は、父母からの期待を窮屈に感じながら、言いなりになっている自分が嫌だった。

そんな2人が、若羽のお父さんの販売するインチキなマジカルソニックを通して、大事な決断をしていく。

 

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