大山の方へ向いて走るということは、つまり上り坂ということですね。
歩道もなくほとんど車のために作ったと思われる道は、線路の上を跨ぎ越してどんどんどんどん上って行きます。
こぐのに必死で写真撮れていません。
修行のようです。
ぜーぜー、はーはーの道でした。
それでもまあ、着いたところでの大山の眺めはなんとも言えません。
スタンプももらえたし、お昼ご飯も食べれたし、帰りは下りだから(当たり前)もう何も心配いりません。
車の通らない方の旧の道をあっという間に下りました。
そして、線路に沿った道で岸本駅を目指します。
これもじわじわ下りです。
この旅でもう上りはないのです。
楽チンです。
伯耆大山駅目掛けてどんどん行けます。
海までも行けるかもしれません。
皆生温泉も回れるかも。
そしたら、正平さんが行った白扇という宿も探してみよう。
てな、薔薇色の人生を考えていました。しかし、この後悪夢が待っているとは、この時は知る由もなく漕ぎ下っていたのでありました。