行きが上りだったということは、帰りは下りなのです。
ヤッホー。
ごっついダンプは怖いけど、ほとんどペダルを漕がずに楽チンです。
風を切って下ってる途中、何かがズボンの裾に当たったなあと感じました。
ヤバ、何か落とした?
首にかけてるスマホケースや鍵などを確かめましたが、ちゃんとあります。
風で裾が膨らんだだけかあ、と納得しました。
どんどん下って駅に着き、直売所のレジのお姉さんに次に行く道の駅のこと聞いたら、私まだ今日で2日目なのでーと隣のお兄さんがかわって教えてくれました。
さっきは気づかなかったけど、
地味にすごい、福井
このキャチフレーズ、いいですね!
スノーシェッドやロックシェッドを越えて、どんどん下っていきます。
目を見張る景色が次々現れます。
行けども行けども山また山で、怖いくらいの深山幽谷でした。
後で調べたら、ぼくが走った国道158号は、九頭竜峡というすごいところなのでした。
それでは、写真でお楽しみください。
そして、ふと気づくと帽子がない!
いつも落ちないようにハンドルに引っかけていたのですが、なくなっているのです。
あの時落ちたのは帽子だったと今頃気づいても後の祭り。
もう取りに戻ることはできません。
ぼくがダンプに轢かれないように、身代わりになってくれたと思うことにします。