案内所で九頭竜ダムまで行くにはと聞いたら、6キロもありますから、とはじめから相手にしてくれない。
無理無理、って感じ。
まだヘルメットかぶってなかったから、歩きだと思われたかな。
自転車では、とかさねてきくと、ずっと上り坂ですよ、としか答えてくれない。
「わしをだれだと思とんねん」と心の中で思いましたが、もちろん口には出さず、おとなしく引き下がりました。
教えてくれなくても、地図見れば行けるもんねー。
「まったく、何のための案内所なんだ」と、しつこく心の中で叫ぶ。
「九頭竜湖駅まで来て、九頭竜湖も見ずに帰れるかあ」とも。(前回は九頭竜湖を見ずに帰りました)
でも、走り出すと確かに上りばかりで、ダンプもビュンビュン通るので、怖い道ではありました。
すぐダムが見えてきて、案外近いなと思ったら、それは鷲ダムというダムでした。
やがて見えてきたダムは、すごく大きくて度肝を抜かれました。
あんな上まで行くのかー。
信じられなく高いところへ道路が続いていました。
最後のトンネルの怖いこと。
でも、上っていく値打ちはありました。
堂々として、押しも押されもしないダムでした。
管理事務所には展示室があり、ダムカードもらえたのもうれしい。