佐竹茉莉子さん、写真と文。
花はなの里で暮らす、さっちゃんたち17匹のネコと、ハッピーたち7匹の犬の物語。
さっちゃんは、全身麻痺で安楽死しかないと獣医さんに連れて行かれたが、懸命に生きようとしている姿を見た獣医さんが「いやです」と言って、花はなの里に来たそうだ。
幸せになろうねと、飼い主さんから幸と名付けられた。
ここの犬ネコたちは優しくて、さっちゃんを守り労り、奇跡のようにさっちゃんは立てるようになった。
訪ねてくるお客さんからもかわいがられている。
弱いものや小さいものを守ろうとする時、生き物ってすごい力を発揮するんだなあ。
こんな理想郷のようなところがあるのがうれしい。