いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

里山の子、さっちゃん

佐竹茉莉子さん、写真と文。

花はなの里で暮らす、さっちゃんたち17匹のネコと、ハッピーたち7匹の犬の物語。

さっちゃんは、全身麻痺で安楽死しかないと獣医さんに連れて行かれたが、懸命に生きようとしている姿を見た獣医さんが「いやです」と言って、花はなの里に来たそうだ。

幸せになろうねと、飼い主さんから幸と名付けられた。

ここの犬ネコたちは優しくて、さっちゃんを守り労り、奇跡のようにさっちゃんは立てるようになった。

訪ねてくるお客さんからもかわいがられている。

弱いものや小さいものを守ろうとする時、生き物ってすごい力を発揮するんだなあ。

こんな理想郷のようなところがあるのがうれしい。

 

f:id:kuroneko356:20230202234800j:image