ヘレン・ピータース作。
とてもいい物語でした。
文章がとても明るい。
前半では、他の赤ちゃんよりずっと小さく、ネズミくらいしかないトリュフが無事に育つのかハラハラさせられます。
後半は、いなくなったモルモットたちを見つけられるのか。
ネコやめんどりのブロッサム、老犬などが出てきますが、作者がホントに動物好きなんだなって共感するシーンがたくさんあります。
ジャスミンが何を話しかけても、トリュフは実によく聞いてくれるのです、なんて一文は経験した人でないと書けないでしょう。
作者ヘレン・ピータースは、夫と2人の子どもと、二匹のネコと二匹のモルモットといっしょに暮らしているそうです。
続編『子ガモのボタン』も楽しみ。