読み終えました。
最後の一文までよかった。
2度のイギリス行きに、その企画からずっと、一緒したような気にさせてもらいました。
M氏の腰痛、パソコンがつながった時の喜び、アンティークな掘り出し物など、ただのイギリス本ではない。
かくいうぼくも、イギリスのことより、この人のことをもっと知りたくて読んだのです。
読んだ甲斐がありました。
その上、最後のほうではウェールズの最南端ランズエンドにまで到達した。
もちろん行ったことないけど、地図で見つけて憧れたところ。
そのアドレスに送ってももうどこにも届かない、という言葉がこの人の気持ちをそれ以上ないほど表していて、その余韻がまだずっとぼくの中にも乗り移ったままでいる。