いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

激動の一日

昨日母の受診のために、半日仕事を休んだ。

その前日も、午後から職場を出て母を退院させた。

施設に連れ帰ってから、新しいケアマネさんと訪問看護をお願いすることになる看護師さんと、契約を交わした。

新しい病院で入院できればいいんだけど、もし返された場合、点滴や食事、嘔吐した場合の処置、緊急で運ばれたときの受け入れなどについて入念に打ち合わせした。

一晩施設で過ごした母は、夜勤の新しいスタッフさんも優しかったわ、と病院との違いを語っていた。

明けていよいよ受診の当日、つまり昨日ですね。

バタバタしていて同僚さんに休むことを伝えていなかったため、6時に職場に行ってメモを残そうとしたのだけど、いつもは早く来て門を開けてくれてる作業員さんが来ていなくて、無駄足だった。

これが一つ目の想定外。

取って返して母の施設へ向かう。

途中で受診する病院に自転車を置き、歩いて向かう。

着替えさせてトイレもさせ、車椅子に乗せて予約した介護タクシーを待つ。

いつもは5分前には来てくれるんだけど、定刻になっても来ない。

せっかくここまで段取りよく運んでいたのにと焦る。

前のお客さんを遠くまで運んで渋滞に巻き込まれ遅れる、と連絡が来る。

早くから予約してたのに、と腹が立ってくる。

これが二つ目の想定外。

病院にたどり着き、紹介状を渡して受付を済ませ待合室で待つ。

しかし、予約の時間をすきても一向に呼ばれず。

1時間が過ぎ、また30分たって、これは午後からの仕事に間に合わないかも、と不安が湧いてきた。

ようやくのこと名前を呼ばれ、ずっと何も食べていないので入院して診てもらいたいとまくし立てると、主治医さんは少し呆れた顔で、食べられないなら仕方ないですねと入院を許可してくれた。

車椅子にぶら下げていた入院グッズも説得力があったのかもしれない。

ホッとした。目標達成。

そのあと検査や入院手続きを途中から嫁さんに任せて、職場にも間に合った。

めでたし、めでたし、でありました。