いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

日本辺境論

内田樹さんの『日本辺境論』を読みました。
読み始めは難しいなあと感じましたが、そのうちにどんどん引き込まれる本です。
日本人は辺境人であり他国との比較でしか自国を語れないとか、合理性や正しいかどうかではなく空気で物事が決まってしまうなど、読んでてちょっとショックでした。でも「こうなったら、とことん辺境で行こう」という開き直りのような提起が新鮮で、前向きな気持ちになれました。
学力研ニュース2月号の巻頭でこの本を紹介するつもりなので、どこをどう切り取るか目下思案中です。