エヴァ・ジョゼフコヴィッチ作。
作者はポーランド系の両親のもと、イギリスで育った人。
主人公イジーは、お母さんが昏睡状態のまま入院している。
お母さんは特別支援学校の補助をしているが芸術家で、イジーの部屋に生まれてからこれまでのイジーの絵を描いている。
その壁画の絵から、悪夢を見るたびに色が消されていく。
イジーはお母さんがそんな状態になったのは自分のせいだと思っていて、そのことを誰にも言えずに苦しんでいた。
車椅子の少年トビーに会って、トビーがどうして足の感覚を無くしてしまったのかを聞いて、自分の話もできるようにぬる。