いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

わたしに続く道

山本悦子さん作。

主人公リイマには、ケニア人のダディの記憶はほとんどない。

日本人のマミィはダディと別れ、今度新しいお父さんと結婚した。

肌の色が黒いので、お父さんにもお母さんにも似てないねと言われたり、走りで一等になったら、黒人だから早いんだと言われたりする。

新しいおばあちゃんにも好かれていない気がする。

気にすることないよと言われても、気にならないわけはない。

ところが、そんなおばあちゃんと、ケニアに行くことになった。

マサイマラ特別保護区で見るサバンナの動物たちの生き様に触れたり、マサイの村でマサイの誇りを感じたりしながら、自分は日本人でもケニア人でもなく、自分であればいいんだと思えるようになっていきます。

 

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