いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

捨てネコ

長居の母の家にちょっと届け物をして、大和川の土手を走りにいきました。自転車でです。
雨がぱらぱら来てましたが、こっちのほうが主目的なのでぬれてもいいやと思いました。
どんよりとした空模様でも、土手に出て大和川が見えると気分がいいんですね。広々しているからでしょうか。
橋を南へ渡って、大きな楠木のある神社に行きました。雨なので、ひっそりしていました。
また大和川に出て行基橋を渡り、そのまままっすぐいけば帰り道だったのですが、ふと見ると「大和川」というでっかい看板が目にとまりました。
右折して看板のそばに自転車を止めました。そして見つけてしまったのです。いかにも誰かが置いていったような段ボール箱
もしや・・・と中をのぞいてみると、やっぱり。枯葉に埋もれた子ネコの背中でした。
動かないので死んでいるようでした。そりゃこれだけ雨に打たれれば弱ってしまうでしょう。
そっと首元に触ってみました。するとかすかに動きました。生きていました。
ぬれて汚れていて、目も開けられないようでした。
ほって帰るわけにはいかなくて、しばらく迷いましたが、つれて帰ることにしました。

・・・・・・・というわけで、今家にいます。玄関でスヤスヤ寝ています。目の見えない子猫です。まだ目が開いていないのでなくて病気のようです。しばらくは面倒見てやらないとね。