いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ケルトの白馬

動物病院の待合室で読了。

今も英国の丘に残る白馬の地上絵には、悲しい物語が残されていたというお話。

主人公のルブリンは、自分の部族を生きながらえさせるために、白馬絵を完成させたあと自ら生贄となる。

 

アトレバテース族に砦を征服される前に新しい族長を決める場面では、占い師のイシュトラが眠りの場所に篭って夢のお告げを聞く。

ウォーリアーズの物語で、看護猫が夢で未来の出来事を知る場面が思い出された。

 

「そうだ、アトレバテース族の太陽の馬だ。しかし、それは同時に、われわれの馬でもある。・・・

その馬は、イケニ族のことを語り続けるだろう。」というルブリンの言葉はいい言葉だった。

 

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