いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

感動

職員会議でした。
論議になるのは、「水泳記録会」と「陸上カーニバル」の提案。
企画会で学年ごとに話し合っておくことになっていましたので、うちの学年は慎重論にまとまりました。
理由は二つあって、
�@我々の日々の実践は格差を縮めることなのに、両イベントへの参加は格差を広げることになる。
�Aこの学校へ来てよかったと思っている。その理由はチームワーク。これらのイベントに参加することは、チームワークを弱めることになって残念。
よって、慎重に論議する必要がある。


てなことを言う予定でした。
ところが、ぼくが言おうとしていることをほかの学年がどんどん言ってくれるのです。
介護や子育てなどを抱えている先生もいる中で夏休みに8日間も使い、当日は7時集合ではそれらの人たちが参加したくてもできない。これまで築いてきた職員の信頼関係がギスギスする。
バタフライや背泳ぎなど、授業では指導していない。飛び込みもプールでは禁止している。
出来る子だけ連れていくのは底上げにならない。
たくさんの人がまともな意見を言ってくれるのです。
そして、提案している体育主任も「グーの音も出ない」と場を和ましてくれます。
黒幕の管理職も「職場の信頼関係を崩してまで無理強いしようとは思わない」と太っ腹なことを言うのです。
前の職場とは大違い。
感動しました。