読み終えました。
ムシを研究しつつ、それを人間社会に当てはめて考えさせてくれるところがおもしろい。
終章の結びの言葉に、こんなことが書いてありました。
人生もそうかもしれませんが、いつも永遠の夏じゃないからこそ、短期的な損得じゃない幸せがあると思うからこそ、面倒くさい人生を生きる価値がある、とは思いませんか?
また「おわりに」には、こんなことも書いてありました。
人間が動物と異なる点は無駄に意味を見出し、それを楽しめるところにあるのではないでしょうか。
著者が言いたかったことが伝わってきます。
仕事できなくても、これからは落ち込まずにすみそうです。