いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ハングリーボーン

病院の廊下で嫁さんと会う。
これから詰所に手のしびれのことを伝えに行くという。
看護師さんが、すぐ採血に来てくれた。
しばらくして先生も来てくれて、「しびれがあったというウワサを聞いたので・・・」と覗いてくれる。
「ウワサ」なんて、面白い先生だ。
カルシウムの値が下がっているかもしれないとのこと。

手術前は11と高カルシウム症状態だったのが、手術で腺腫をとって急に8に減った。
今日はもっと下がって低カルシウム症状態になっている可能性もあるらしい。

副甲状腺ホルモンは骨を溶かす働きがある。
それが出なくなって、今まで溶かされてきた骨が今度はカルシウムを吸収して強くなろうとするのだそうだ。
その結果、血液中のカルシウム濃度が下がるというわけ。
そのことを「ハングリーボーン」というのだそうだ。