いちばんべったこ

tabi noti dokusyo tokidoki guti

ついに読めました

明るくサラッとだけど、うつのことがリアルに描かれていました。
いくつも、あっ、いっしょだ!と思う場面がありました。
喜怒哀楽の感覚がなくなって、このまま自分が壊れていくのかなあと、すごく不安になったものです。ツレさんが不安の波に襲われているところは、自分も不安に翻弄されてこんなだったんだと今にして思えます。「もうダメだ」というセリフ、ぼくも朝起きてすぐ嫁さんに言ってしまいました。 朝御飯食べて寝て、昼御飯食べて寝て、もちろん夜も寝て・・・というのも、今では懐かしい思い出です。
うつのおかげで、家族のありがたさに気づけたし、自分の弱さも受け入れられるようになりました。
てんてんさんが言うように、無駄ではなかったと感じます。
ツレさんの最後の言葉、とてもいいなあと思えました。「今日も僕は生きています。感謝を噛みしめて」。