点滴から帰って来たら、また大発作がありました。
行く前にオシッコが出なかったので我慢していたのが引き金になったようでした。
こんなに短い間隔で起こったことがショックでした。
そのあとも何も飲んだり食べたりできなかったので、午後1時嫁さんがスポイトでとろみの餌を牛乳で溶いたのをあげると嫌がらずに飲んでくれました。
これで何とか生きながらえると希望が湧きました。
母の施設に飲み物を届ける時も、嬉しい気持ちで自転車こぎました。
夕方4時半頃、ペタンと寝ている姿勢から坐って唸り出したので、トイレに連れて行こうと抱っこしたら、また痙攣が始まりトイレの前で発作を起こしました。
一日に二回の発作は、見ていられない気持ちになりました。
そしてトイレが引き金になるので、次のトイレをヒヤヒヤしながら待つことになりました。
それまでは、3時間おきのオシッコで、昨日までは目が見えなくても、自分でトイレまで行けていました。
でも、今日は自分では行けず、夜の9時をまわっても疲れたのか寝続けていました。
9時半を過ぎてトイレに連れて行きましたが、へたり込んで起き上がるのもしんどそうでした。
腎臓がもう働かなくて、オシッコが出なくなったのかと暗たんとした気持ちでした。
ところがしばらくするとオシッコの体勢になり、いつも通りの量のオシッコが出ました。
嫁さんと2人で、ミュウミュウを讃えました。
もしかしたら教科書通りに死に近づいているのかもしれませんが、ぼくらにとってはミュウミュウがまた奇跡を起こしてたと思えます。