いとうみくさん作。
主人公は睦月。
校外学習の班決めで、仲良しのコマリとガッコが誘ってくれなかった。
そのために、あぶれた3人で班になった。
あとの2人は、いつも校庭の隅でしゃがんで1人ぼっちの石丸さんと教室で一言も喋らない白江さん。
みじめだった。
わけがわからないまま、コマリとガッコには、その後も避けられる。
何が悪いことしたかなあと考えても分からない。
ママは仕事ばかりで、睦月のことを分かってくれない。
でも、ある日気づく。
自分もママのことを分かっていなかった。
壊れてしまった関係は、物語の最後まで元のようにはもどらない。
でも、石丸さんの言葉で、失敗してもかまわないと思えるようになる。